「何度注意しても同じことを繰り返す」「指示しないと動かない」——そんな悩みの根っこには、関わり方のアプローチが影響していることがあります。
コーチングの視点では、問題行動を指摘すればするほどその行為は強化されます。人は「目的」に向かって動く生き物だからです。この研修では、先生方が明日からの教室で使えるコーチング的な関わり方を、体感を通じて学んでいただきます。
🔑研修の核心——「原因論」から「目的論」へ
問題の原因を
追いかける
「なぜできないのか」「また同じことをした」と、問題点を指摘し続ける関わり方。機械の修理のように「壊れた部分」を直そうとします。
→ 指摘すればするほど、その行為が強化されてしまう
「どうしてそんなことするの?」
なりたい姿に
向かって引き出す
「どうなりたいか」「何ができるか」に目を向け、子どもが自分で考え動き出せるよう支える関わり方。人間は目的に向かって主体的に動けます。
→ 良いところへの声がけが、その行動をどんどん増やしていく
「昨日より〇〇が良くなったね」
↕️「縦の関係」から「横の関係」へ
コーチングでは、縦の関係ではなく、横の関係で関わることを大切にします。先生と生徒には役割上の上下関係がありますが、人間の尊厳としては横の関係を土台にします。
上から圧をかける関わり
指示・命令・叱責で動かそうとする。その場では言うことを聞くかもしれませんが、心の中に反発や依存が生まれます。
信頼を土台にした関わり
子どもを信頼し、良いところに声がけをして、その行動を増やしていく。主体性が育ち、自分から動こうとする姿が生まれます。
横の関係で育つのは、「自分から考えて動く」「自分で責任をとる」子どもです。
💬「いけない行為」の伝え方——3つのコツ
Iメッセージで伝える
「あなたが悪い」(Youメッセージ)ではなく、「私はこう感じた」(Iメッセージ)で伝える。相手を責めずに、自分の気持ちを正直に届けます。
「なんで授業中に話すの!」
「授業中に話されると、先生は悲しいな」
行為と人格を分ける
「あなたはダメな子だ」ではなく、「その行為がいけない」と伝える。人格を否定せず行為だけを指摘することで、子どもの自己肯定感を守りながら関わります。
「そんなことするあなたはだめだ」
「あなたのことは大切。その行為はよくない」
してほしい言葉で伝える
「〜しないで」という禁止の言葉は、脳にうまく届きません。脳は否定を受け取れないからです。「〜してほしい」「〜するといいね」と、してほしい行動を具体的に伝えます。
「走らないで!」
「廊下は歩こうね」
🎓研修の形式
この研修でいちばん大切にしているのは、「体感して府に落とす」こと。知識として知るだけでなく、ワークやロールプレイを通じて実際に体験することで、明日の教室ですぐ使えるものとして身につきます。
60分〜(要相談)
1回60分からご対応可能です。学校のご都合に合わせて時間を調整します。
ワーク・ロールプレイ中心
講義は最小限に。先生同士でペアになって実際に体験する時間を多くとります。
校内研修として実施
学校へ直接伺います。職員会議後や研修日など、学校のスケジュールに合わせます。
📊研修後アンケートの結果
※ 「あまりそう思わない」「そう思わない」の回答はゼロでした。
📝先生方から寄せられた「次に学びたい」テーマ
🌟研修を受けた先生の声
生徒に意見を伝えすぎて、コントロールしてしまっているかもしれないと、はっとしました。具体的な言葉がけについても教えていただけた点が印象的に残り、学んだ言葉を生徒にもかけていきたいと思います。
話の聴き方によって話し手の感じ方が違うことを、グループワークやペアワークを通して実感できました。話す活動を多めに入れてくださっていたので、体験を通してさまざまなことを学ぶことができました。
デモンストレーションがわかりやすく、実践も取り入れていたので、記憶に残る研修になりました。ピットインカードは通級学級の自立活動でも活用できるなと感じました。
聞き手の聞き方によって、話し手の感じ方が変わることを体感したことで、今後の生徒対応に生かしていきたいと思いました。改めて生徒への関わり方を考えていく必要があると感じました。
若い先生もベテランの先生も、新たな視点を持つことができたとても有意義な研修でした。机上の空論ではない、実際的なコミュニケーションの技法を学ぶことができました。
生徒と先生方の様子を見ていると、学校生活のさまざまな場面でコーチングが生かされているように感じています。研修後も変化が続いていることを実感しています。
🗓️ご依頼の流れ
LINEオープンチャットよりご連絡ください。学校の状況、先生方の悩み、研修のねらいなどをざっくばらんにお聞きします。
学校のご状況に合わせた研修内容をご提案します。時間・内容・費用についてもご相談しながら決めます。
職員会議後・校内研修日など、学校のスケジュールに合わせて日程を調整します。
茨城県内の学校へ直接伺います。ワーク・ロールプレイを中心に、先生方が「体感して府に落とせる」研修をお届けします。
研修後に先生方の反応や変化を共有します。継続研修や授業プログラムとの組み合わせもご相談いただけます。